26歳でエンジニアから写真家への転身。
写真に懸ける思いを訊く!
今年、第一回日経ナショナルジオグラフィック写真賞にてグランプリを獲得し、さらには6月29日までニューヨークのスティーブン・キャッシャー・ギャラリーにて個展を開催。いま動物写真家として最も注目を受けている前川貴行さん。そんな前川さんはどのように写真家を志したのか。被写体との向き合い方は? 「写真を撮る」ということへのエネルギーを感じられる、特別トークショーも「ファット.ext」にて公開中!
\2013年6月29日まで開催されていた
海外での展覧会について、ひとことインタビュー/
Q:展示どのような内容だったのかを教えてください。
A:過去の代表作と近年取り組んでいる風景的な写真を組み合わせての展示です。
Q:スティーブン・キャッシャー・ギャラリーでの展示の反応はいかがでしたか?
A:このギャラリーでは過去に野生動物の写真展を行うことはありませんでしたが、
とても多くの方々から喜んでもらえています。
Q:日本と海外の反応の違いは何だと感じましたか?
A:ニューヨークではアートがより身近にあり、写真を観るにしても
自身の事と重ね合わせて捉えているように感じました。
前川貴行(まえかわ たかゆき)
1969年東京都生まれ。97年より田中光常氏の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家として活動を開始。日本、北米、アジア、アフリカを主なフィールドとして、野生動物の世界をテーマに撮影に取り組む。2008年日本写真協会賞新人賞受賞。(社)日本写真家協会会員。www.earthfinder.jp