写真とまっすぐに真摯に向き合うことを大切にしたい・・・先生のあたたかさ伝わる
香川県立坂出高等学校写真部にご協力いただきました。
―現在の写真部の活動について
-豊嶋先生
現在3年生4名、2年生2名、1年生14名の計22名で活動しています。
基本的に一緒に撮影にいくことはありませんが
全員で行動することを増やしていこうと考えています。
具体的にいうと総合批評会や写真展の準備をやったり、クリスマスパーティーとか
おたのしいみ会なんかも増やして行けたらいいなと思っています。
今年は人数がとっても増えて苦労しているんですけれども
自然と何人かのグループに分かれてセレクト作業をしたりプリントをしているようです
―生徒のみなさんへ期待することは?
-豊嶋先生
写真に限らず、自分の知らない未知の世界に積極的に
たちむかって気概をもってとりくんでほしいなと思っています。
探究心や好奇心、自然と物事と向き合う力であったり、
コミュニケーションが身につくと思うからです。
最も、高校生というのはそういうのが自然とできる年頃ですから
私の役割としては、ほんのちょっとだけ背中を押してあげること。
そういった意味では勇気を出して自分を見つめてみるということを期待しています。
―写真部の顧問をしていてよかったと思うこと
-豊嶋先生
なんといっても卒業するときに
写真をしてよかった、好きになったといってもらえたこと。
写真をみせるということは自分の心を見せるということでもあると思うし、
写真を好きになるということは自分をが好きになった、
自分のまわりのことが好きになったということじゃないかなと思うので、
そういう生徒の成長がみれるというのがよかったことですね。
私自身も写真ってなんだろう、といつも思うんですけれど
部員たちに教えてもらうことが多かったりします。
また写真甲子園や総文祭で全国の方と知り合うことができてよかったなと思います。
―写真部の今後の活動について
-豊嶋先生
写真を撮ってセレクトしてプリントして発表する、これは基本的に変わらないと思います。
生徒たちがあまりしらない演出写真、スタジオ写真にも
挑戦して撮り方のバリエーションを増やしてあげたいと思います。
そして発表の場を増やして行きたいです。
写真展というのは反応がダイレクトにかえってくるのでとてもいいと思います。
人との交流を大切にしていきたいと考えていますので
地域の人や他校の方とも触れ合っていきたいですね。
―今後の目標を教えてください
-豊嶋先生
ただまっすぐに写真と真摯に向き合っていきたいと思っています。
部として参加する大会コンテストや写真展に全力で取り組むというのは
もちろんこと上位入賞、優秀賞など頂点を目指して頑張ります。
でもそれは活動の延長線上にあればいいと思っています。
ときには悔し涙もあるかと思いますが一生懸命やった人にしか流せないものなのでね。
―ありがとうございます!
写真を通した人間育成。
先生のあたたかみがとても伝わってきます。
最後に・・・印象的だった部訓を紹介させていただきます。
◎何事にも正面から向き合え
◎感謝の気持ちを忘れるな
◎写真に対して真摯たれ
◎見てもらう写真を撮る
◎まず楽しむ
◎強い気持ちで願え
写真と向き合う姿勢、とても勉強になりました。
ありがとうございました。