「写真は自由なもの。だからもっと楽しんで、誰かを幸せにするような一枚を撮ってほしい」と語る高橋先生。
部員のみなさんも、日々感じている先生への様々な気持ちをカメラの前で告白していただきました!
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◇◆高橋先生へインタビュー◆◇
―現在の写真部について
現在1年生11名、2年生5名、3年生6名の22名で活動しています。活動の中心になってい
るのは、何といっても作品制作とその発表です。6月と11月に行われる県大会の出品、それか
ら全国レベルで開かれているコンテストへの応募。更に毎月毎月出ている写真雑誌の月例コン
テストへの応募など、こういったものを中心にコンスタントに活動しています。
その他にたくさんの人たちに自分たちの写真を見てもらおうということで、文化祭での作品展、
校外展等の開催にも力を入れています。
また、写真を自分たちだけのものに留めておかずに、写真で人の為になることはないかという
ことで、そういった活動についても積極的に模索をしている事です。とはいっても、あくまで
も栄写真部の目標を達成するための手段にすぎないと思っています。
私たち栄の写真部が目指すところは、写真を通じて自分の世界や視野を広げる
事です。カメラというコミュニケーションツールを手にして、社会や身の回りに目を
向けて物事をしっかりと見極める力を身につけたり、人とつながること
で自分を伝えることが出来る人になってもらいたいと願っています。
―顧問をしていて良かったこと
写真部の顧問としてよかったのは、毎年毎年写真を始める生徒と出合えること。
そしてその生徒たちが写真を通しでどんどん成長していく。そういう姿を見れ
る事が一番うれしいです。
卒業する頃になって写真部に入って良かったなんて言われたりすると、逆にこっちがありがと
うだよって言いたくなります。私自身も写真部の活動を通して沢山の人と出合えて、その事に
よって世界が大きく広がったということを実感していて、これは写真部の顧問でなければ味わ
えなかったことじゃないかなっていうふうに感謝しています。
―生徒のみなさんとの印象的なエピソード
2011年3月の東日本大震災が起きた時に、東北の為に写真で何かをしようとプロジェクトを立
ち上げたこと。
その活動で私も生徒もたくさんのことを学ばせてもらいました。
―生徒に期待する事
写真の世界は、ベターはあってもベストはないと思っています。ところが、部員
の中には結果を求めるあまりに、「こうしなければならない、こうでなければならないという
ことを勝手に思い込んで、どこかに正解があるんじゃないか」と焦っている、そんな姿をよく見
かけます。写真はもっと自由なものと思いますし、彼らにはもっとたくさんの色んな写真を見
て刺激を受けて、もっともっと写真を楽しんでもらいたいと考えています。
そして自分の撮った一枚の写真が、どこかの誰かを幸せにするような、そ
んな写真を目指してもらいたいと思っています。
◇◆生徒のみなさんに聞きました!◆◇
―先生の第一印象
面白そうな先生だなと思いました。今はよく喋る先生です。
優しそうで熱血な先生だなと思いました。
優しそうな先生だなって最初は思いました。
―今は?
いい先生ですね(笑)
―先生の好きなところ
写真をいっぱい教えてくれるところ。
話が面白いところです。写真を撮るのが上手い!
清潔なシャボン玉の匂いがするところです。全体的に。
仲良くしてくれるところです(笑)
―先生の直して欲しいところ
ございません!
―本当ですか?
うん、何もないと思うよ。ある?
直してほしい所は言えないだけで、多分みんな
思ってる。
おやじギャグが寒いです。ギャグが古い。年代がずれ過ぎてるから! ジェネレーショ
ンギャップを感じます。
ちょっと喋りすぎるかも…。
―入部したきっかけ
先輩に勧誘されました。「写真部たのしいからちょっと来ない?」みたいな感じで。
仮入部の時に先輩方の写真を見て、私もこういう写真を撮りたいなと思って
入部しました。
自分は単純に写真を撮ることが好きだったので。
―実際に入部してみてどうですか?
楽しいですね。みんなでワイワイ写真のこと語れたり、いろんなところに撮影に行けて楽し
いです!
―入部してよかったこと
写真を始めて視野が広がって見る目が変わった!
結論から言うと、雑誌で入選するとお金がもらえるからです。
―辛かったこと
展示の準備で帰りが遅いことです。
最近の辛いことだと、寒いことですね。
―今後の目標
楽しく、明るくをモットーに。
昨日の自分には負けないよう、明日の自分のために今を頑張る。
つまり、日々進化ということです!
おやじギャグが古い! と言われながらも、高橋先生が生徒のみなさんからとても慕われてい
ることが伝わってきました。
これからも日々進化をモットーに、活動頑張ってください!