一年を通して様々なテーマにチャレンジしながら、
2度目の写真甲子園出場を目指す愛知県立津島東高校写真部にご登場いただきました!
※こちらの動画は津島東高校写真部のみなさんが撮影してくださいました!
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―森岡先生へインタビュー!
―現在の活動内容を教えてください。
部員数は、男子7名、女子8名、計15名で、3年生は引退し、1・2年生で活動しています。
一年を通して、「お互いを撮りあうポートレート」「日頃の練習から試合まで密着する部活動撮影」「チームで組写真をつくる」「マイテーマを決めて同じものを撮り続ける」といった活動や、体育祭での撮影、月に一度校外に出ての撮影も行っています。
毎月一回「月例」と言って、部員全員が一つのテーマに沿って写真を「撮る・セレクトする・プリントする・プレゼンする」を行います。この日は全員緊張感を持って、一枚の写真について様々な角度からの感じ方や見方、撮り方をディスカッションしていますね。
また、過去には写真甲子園出場、全国総文祭へ3年連続出場、単独校外展開催なども経験しました。今は2回目の写真甲子園出場も視野に、日々活動しています。
―生徒のみなさんに期待すること
最近よく口にするのは「PHOTO is LIFE」です。撮影の準備から作品に仕上げて額装するまでの一連の写真行為は、その生徒の性格を如実に表しています。写真に取り組む姿勢、視点、タイトルから撮影の準備、セレクト方法、プリントや額装の丁寧さから、その生徒の成績や学習態度、家庭での状況などがだいたい見えてきます。写真部の活動を通じて、もう一歩深く踏み込んで物事を考えたり、違う視点で物事をとらえたり、勇気を出して誰かに話しかけたりすることで、自分自身を再発見してセルフプロデュースできるようになってほしいです。
―顧問をしていて良かったこと
たくさんありますが、2010年の写真甲子園出場、2011年の「高校写真部による東日本大震災復興支援プロジェクト」への参加は、私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
廃部寸前だった時に写真甲子園出場が決まり、そこで経験できた写真の面白さや出合いが、津島東高校の写真部を変えました。
2011年には「高校写真部による東日本大震災復興支援プロジェクト」に参加し、以来同じ志を持つ県外の写真部との交流も活発化して、写真部の可能性がより広がってきていると感じています。
この2つの経験を通して目にしたのは、協力し合い、個性をぶつけながら、世の中と直接的に繋がる写真部の活動でした。それは今まで見えなかったものが見える、気付かなかったことに気付くようになる、ということだと思ったんです。
だから私自身も写真が上手くなりました(笑)。
今の部員はみんな素直で情熱をもって部活動をしています。写真部顧問としてこれほど幸せなことはありません。
―今後の目標について教えてください。
最大の目標は、「写真甲子園優勝」です!
―生徒のみなさんに聞きました!
―先生の第一印象
文化部の先生と言うよりも、野球部の先生かと思いました。
とても明るくて面白い、元気な先生です!
―先生の尊敬するところ
写真に対する熱意と、モデルの人と一対一でちゃんと向き合って、撮影が終わってからも感謝を忘れていないところです。
写真やカメラの知識だけでなく、社会に出たら役に立つことを沢山教えてくれます。
―先生に直してほしいところ
歩くのが早くて撮影の時いつもついていくのが大変なので、もうちょっとゆっくり歩いてほしいです…。
―写真部に入部して良かったとこと
写真やカメラを通じて新しい友達ができたり、撮影でいろんなところに出かけられるところです。
他のいろんな部活を撮るようになって、様々な生徒と仲良くなれて、とても良かったと思っています。
―入部して辛かったこと
いつもタイトルをつけるのに何時間も悩むので、そこで苦労しています。
また、想像していたよりも意外とハードで、体力が必要なところです。
―入部して変わったところ
細かいところでも、「ここを撮ったらどうなるんだろう?」と物の見方が変わったところです。
―今後の目標
年齢や性別を問わず、いろんな人にすごいなと思ってもらえる写真を撮ること。
そして皆が感動できるような写真を撮って、写真甲子園に出ることです!
ありがとうございました!
これからの活躍を期待しています!